久しぶりにひがし茶屋街散歩に行く途中で見つけたお店、歴史を感じる建物の米沢茶店さん。橋場町のバス停から、ひがし茶屋街に向かう途中にあるのですが、いつも気にしていなかったんです。あの日は偶然、お店の中をみたら加賀いり茶の文字が目に入り、気づいたらお茶屋さんに入店していました。そんな出会い方をしたほうじ茶、「加賀いり茶」について、今日はご紹介しようと思います。
この記事を読んだ後、きっとあなたはほうじ茶を飲みたくなることでしょう。

・名脇役、何にでも合う
・昔ながらの味を楽しめる
・550円÷100g=5.5円/g
名脇役、何にでも合う
ほうじ茶は和洋中のどの食事にも合いますし、洋菓子や和菓子にも合います。しかし、ほうじ茶の中には我が強くて食事との相性がいまいちのものもあります。今回ご紹介する加賀いり茶は香りもいいし、甘味も感じるのですが、優しい味わいなんですよね。だから食事の最中に飲んでも邪魔されませんし、スイーツの味が損なわれることもありません。


昔ながらの味を楽しめる
金沢の伝統と風情を今に伝える東山、浅野川。その河畔で百四十余年、初代以来変わらぬ心で、味と香りを培っております。
米沢茶店
知らずに立ち寄ったお茶屋さんでしたが、「え?まってめっちゃ歴史ある…。もっとお店をじっくり眺めてくればよかった…」と後悔しています。(まぁ、いつでも行こうと思えば行ける距離なんですどね。)歴史があればいいってものでもないかもしれませんが、これだけ長い間地元の人々に愛されているお茶屋さんのほうじ茶なだけあって、買って間違いがなかったです。
550円÷100g=5.5円/g
あたたかいほうじ茶を飲み時は一杯あたり3g(約17円)、水出しほうじ茶を作る時10g(約55円)で楽しむことができます。金沢特有の加賀いり茶をこんなにお手頃な価格で楽しむことが出来ます。
・茶筒への詰め替えが必要
・ティーバッグタイプ無し
・閉店早い
茶筒への詰め替えが必要
お茶のパッケージにはチャックがついていないんです。なので茶筒に移して湿気から棒茶を守る必要があります。店員さんからも茶筒で保管するように言われたのですが…ごめんなさい。茶筒、持ってないです。写真に少し写っていますが、そうです。クリップでとめて保管しています。めんどくさがり屋の私からしたら、茶筒に移すというひと手間が少しネックになります。
ティーバッグタイプ無し
ティーバッグタイプがないということは、飲む際にいちいち量らなければならないことを意味します。めんどくさがり屋の私からしたらこれもネックになります。また、パックに入っていないため、急須の網目にくっつく棒茶を洗うのがめんどくさいことこの上ないと思ってしまいます。
閉店早い
米沢茶店さんは16時に営業時間が終了してしまいます。なので、観光した後に立ち寄ろうとしても閉まっている場合もあります。加賀いり茶を購入したいと考えている方はお早めにお店に訪問しましょう!
最後に…
私は今まで沢山のほうじ茶を飲んでいますが、それらのほうじ茶の違いは?と聞かれても率直に答えることはできません。ただ言えることは、好きか嫌いか。それだけです。それぞれのお茶屋さんによって原料決定、焙煎方法など全然違いますし、私とあなたの舌では感じ方が違うでしょうし。なので私のほうじ茶の記事を読み、「試しに飲んでみたい」。そう思っていただけたら、ほうじ茶を好きになるきっかけになれたら幸いです。私にとってお気に入りのほうじ茶があるように、この記事を読んでいるあなたもお気に入りのほうじ茶に出会えるように願っています。
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